コスモスの会は中国残留日本人を支援する団体です。

旅行の好きな駒木さん

今回ご紹介するのは、今年度からバラ組ヘかわり、ますます学習に熱心に取り組んでおられる二世の駒木陽子さんです。

問：いつ日本に来られましたか？
答：主人と７歳の娘と３人で、1990年５月18日に来ました。

問：その頃の生活はいかがでしたか？
答：初めは日本語が全く解らず、家族３人で「帰りたい帰りたい」と言っていました。仕事も出来ず生活保護を受けていました。娘は言葉もわからないまま、普通の小学校へ通い、主人と私は伊丹のユネスコヘ日本語の勉強に行きました。

問：学校もお仕事もたいへんでしたね。
答：２,３年経ってやっと仕事が見つかりましたが、何度かリストラにも遭いたいへんでした。でも生活と娘の学費のためにも二人で頑張りました。

問：日本語教室はどうですか？
答：とっても楽しいです。友達もたくさんできました。友達にも、ボランティアの先生方にも会えるのを楽しみにしています。

問：これからの目標は？
答：日本語がもっと上手になって、孫にたくさん絵本を読んであげたいです。それから、この前、文化教室でゆかたの着付けと盆踊りを習ったので、ちゃんと覚えて踊れるようになりだいです。踊りはとっても楽しくて大好きです。

いつも。素敵な笑顔で、和やかな雰囲気にしてくれる駒木さん、これからも一緒に頑張りましようね！